目的
EM エージェントをインストールする。
環境
- OS: Oracle Enterprise Linux 5.8
- DB: Oracle Database 11g Release 2 (11.2.0.3)
- EM: Oracle Enterprise Manager Grid Control 11g (11.1)
EM エージェントのインストール
EM からインストールする。 事前に EM エージェントをインストールするサーバに ssh 接続できることを確認しておくこと。
- “デプロイ” タブから “エージェントのインストール” をクリック
- “フレッシュ・インストール” をクリック
- 以下のように設定
- “ホスト・リストの指定” : DB サーバのホスト名
- “OS 資格証明” : DB サーバの OS ユーザ
- “root.sh の実行” のチェックははずす(sudo が使えるようになっていないといけないため。)
- “インストールのベース・ディレクトリ” : /u01/app/oracle/Middleware
- “管理サーバの登録パスワード” : oracle11g (EM Grid Control インストール時に指定した SYSMAN パスワードと同じにした)
- “セキュリティ・アップデートをMy Oracle Support経由で受け取ります。” のチェックははずす。
- “はい”
- インストール中
- インストール完了。”完了” をクリック。
- DB サーバ上で root.sh を実行する。
DB サーバ上で実行。
$ cd /u01/app/oracle/Middleware/agent11g
$ su
# ./root.sh
DB インスタンスを EM に登録する
EM エージェントをインストールしただけでは DB インスタンスのステータスが保留状態なので構成する必要がある。
- DB インスタンスを選択して “構成” をクリック
- dbsnmp のパスワードを変更
dbsnmp のパスワード(デフォルト:dbsnmp)を入力して “接続テスト” をクリックすると、失敗するので dbsnmp のパスワード変更を行う。
dbsnmp のパスワードを変更したらもう一度 “接続テスト” を行い成功することを確認して “次へ” をクリック
- 確認して “発行”
- 構成中
- “OK”
- 他の DB がある場合は同様に構成して、ステータスが正常になることを確認